1200 Series
1200 SERIES SMARTPANELS
RIEDELの次世代SmartPanelは多機能ユーザー・インターフェイスに新しい視点を開きます。
RIEDELのアプリ駆動型ユーザー・インターフェイスSmartPanelを強化する技術に基づいて構築された新しい1200シリーズSmartPanelは、ワークフローの柔軟性、パワー、接続性において飛躍的な進歩を遂げています。複数のフルカラー・マルチタッチ・スクリーン・ディスプレイ、革新的なハイブリッド・レバーキー、アプリを活用して多機能性を実現する機能、現在使用されている様々なワークフローに簡単に適応できる機能を備えたこの新パネルは、新しいワークフローの可能性をいつでも拓きながら、使う人が自分のやり方で作業できるように準備されています。
まったく新しい1200シリーズSmartPanelは、RIEDELのこれまでで最もスマートなパネルです。SmartPanelのコンセプトは、パネルの機能をハードウェアから切り離し、ユーザーが様々なアプリをインストールして多様な機能を有効にできる汎用デバイスに変えます。RIEDELのSmartPanelならば、現在のパネルの機能だけでなく、将来のパネルの機能も手に入れることができます。
Hardware
Apps
Intercom App
- 特許取得のハイブリッド・レバー・キーにより、複数のワークフローをサポート(例: Talk/Listen & Talk/Mute ワークフロー)
- キー・ディスプレイおよびLEDリングのユーザー定義可能なロジカルグループ・カラーリング
- 各キー・ラベルは、8文字のメイン・ラベル、16文字のサブ・ラベル、およびユーザー定義のアイコンをサポート
- セカンダリー・ファンクション・ドロアへのクイック・アクセス(パネルのタッチ・ディスプレイ上で長押し)により、ビープ音、リッスン、コピー・リプライなど、複数のオプションを使用可能
- キー・バンクの切り替え、ダイヤル、スクロール・リスト・エントリーの選択は、応答性の高い情報タッチ・ディスプレイ上で可能
- AES3とSMPTE 2110-30 (AES67) 接続性
- SMPTE 2022-7冗長性(コントロール・データの冗長性を含む2系統のアナログ4線接続
Control Panel App
Control Panelアプリによるワークフロー制御
Control Panelアプリを使うと、サードパーティ制御、監視、自動化システムを、SmartPanelの使い易く直感的なユーザー・インターフェイスに適合させることができます。その機能セットは驚くほどシンプルですが、信じられないほど強力です。ユーザーは、パネルのキーやロータリー、LED、ディスプレイを使ってサードパーティ・システムで動作をトリガーし、ディスプレイとLEDの色、ラベル、アイコンを介して設定状態と変更に関する視覚的なフィードバックを得ることができます。Control Panelアプリは相互運用性と拡張性を高めるためのオープンなNMOS規格に基づいて構築されています。これの鍵となっているのが、様々なベンダーのシステム間でイベント/ステータス情報(ボタンの押下やLEDの色等)の交換を可能にするNMOS IS-07規格です。
主な利点:
- オープンなNMOS規格準拠。独自プロトコルのサポートは不要
- 複数のサードパーティ・ベンダーがCPAをサポート
- 複数のサードパーティ・システムに同時接続
- レバーキー、ロータリー・エンコーダー、ディスプレイ、LEDのサードパーティ制御
- 独自ワークフローをカスタマイズする無限の可能性
- アプリはスタンドアローンもしくはSmartPanel上の他のアプリと並行して動作
- ハードウェアを効率的に使用し、ラックスペースを1〜2RU節約
お近くの販売代理店またはsystemconsulting(at)RIEDEL.netにお問い合わせください。
なぜNMOSなのか?
ディスカバリー(検出)、コネクション(接続)、コントロール(制御)にはControl PanelアプリのAPIとしてAMWA-NMOS規格を使用します。
- NMOS IS-04:Discover──ネットワーク内で利用可能なソースを検出(Discover)します(例:「レバーキー#1」)
- NMOS IS-05:Connect──ソースをデスティネーションに接続(Connect)します(例:「レバーキー#1が「入力制御」に接続される)
- NMOS IS-07:Event & Tally──状態と状態変更情報を送信します(例:「レバーキー#1」が押された→入力制御を「入力A」から「入力B」に変更)
NMOSをサポートする各サードパーティ・デバイスはControl Panelアプリをネイティブに使用できるようになります。それは放送制御システムや自動化システム、制御システム、スケジューリング・システム、監視システム、さらには独自のNMOSアプリケーションのいずれでも構いません。
オープンなNMOS規格により、CPAは同時に複数の制御システムに接続できます。
Supported Vendors
RIEDELでは以下の業界パートナーと協力してControl Panelアプリをサポートし、パートナーの製品に統合しました。RIEDELのControl Panelアプリをシステムに統合したい他のベンダーを喜んでご支援します。
- Data Miner by Skyline
- hi by Broadcast Solutions
- Pebble Beach Systems
- VB440 by Bridge Technologies
- Cerebrum by EVS
実装するワークフローについては、これらのベンダーに直接お問い合わせください。
Audio Monitoring App (AMA)
- 最大16hcのステレオ/モノラルのIPベース・ストリームをモニタリング
- インターカムとコントロールアプリとの同時使用が可能
- NMOSまたはSDPファイル経由で、ネットワーク上のあらゆるSMPTE 2110-30 (AES67)ストリームに直接接続可能
- あらかじめ設定された256のオーディオ・モニタリング・ソースをパネル上で直接管理可能
- SMPTE-2110-30&31 (AES67)をサポート
- NMOS IS-04 & IS-05 & IS-08の接続管理とチャンネルマッピングに対応
- SMPTE 2022-7対応(シームレスな冗長性)
- 統合APIまたはRIEDELのAMA Config Toolによるコンフィギュレーション(パネル10台まで)