Web Multiviewer
Web Multiviewer
Simplylive Web Multiviewerソリューションは、ウェブブラウザによる映像と音声の低遅延マルチビューアーを提供するマイクロサービス・プラットフォームです。Web Multiviewerは、全映像および音声フィードを、ローカルまたは遠隔地、もしくは両方のユーザーに簡単な設定で配信することが可能です。
主なプロセッシング機能には以下が含まれます:
- 低遅延エンコーディング
- 各レイアウト用の音声および映像選択可能なマルチビューアー・レイアウト設計
- 選択されたマルチビューアー出力を低遅延で配信するための統合ウェブサーバー
これらのマイクロサービスは、オンプレミスあるいはプライベート・データセンター内やパブリック・クラウド内(例えばAWSやGoogle Cloud、Microsoft Azure等)に展開可能です。Web Multiviewerの構成は、そのマイクロサービスを分割して複数インスタンスにわたってインストールできるため、究極の柔軟性と拡張性を提供します。
ウェブブラウザ設定はどこからでも管理できるため、Web Multiviewerはこれまでにない柔軟性と使い易さを提供しています。このマルチビューアーは様々なフォーマットの入力ソースを統合可能です。映像についてはSDI、2110、NDI®(alpha有/無)、SRT、RTP、RTMP、TS-UDP、音声についてはSDI、2110、NDI®、SRT、RTP、TS-UDPにエンベッドされた音声やAES67やDante®ストリームなど。また、On-AirタリーとUMDチャンネル識別もTSL5プロトコルによって統合されています。
本システム内で処理した各映像および音声ソースを、任意のマルチビューアー出力に割り当ててモニタリング可能です。マルチビューアーのレイアウトは、ウェブ設定ツール内で提供される様々なテンプレートを使ってユーザーカスタマイズが可能です。また、Web Multiviewerで作成できるレイアウトや出力の数には技術的な制限はありません!その能力やパワーは、ウェブサーバーの能力とネットワークインフラに依存します。
またWebRTC機能により、このマルチビューアーをPCやスマートフォン、タブレット端末あるいはローカルITネットワークやウェブを介して接続されたスクリーン上で見ることも可能です。
ITインフラにおいてセキュリティは重要なテーマのため、Web Multiviewerは業界の専門家が求めるあらゆる保証を備えて構築されています。音声信号と映像信号の暗号化はもちろん、IP許可リストとIP拒否リスト、待合室オプションなどの必要とされる要件を、セキュリティとアクセシビリティの両面から最先端の機能で対応します。
Web Multiviewerのウェブサーバーは、クラウド・インスタンス内に配備することで、複数の会場やスタジオ、その他の制作場所に接続が可能です。各ロケーションからのソースをクラウド・ウェブサーバーに集約し、任意の組み合わせのマルチビューアー・レイアウトを作成し、ウェブブラウザからアクセスできます。このような集約と配信のワークフローは、このソフトウェアのマイクロサービス・モデルが高度なレベルのわーとスケールで提供できることを表しています。
主な特長
- H.264とWebRTCによる超低遅延な視認性
- マイクロサービス・サーバーごとに最低16のビデオ・ソースをエンコード
- 同時に最大16のエンコーディング・マイクロサービス・インスタンスに対応
- 最大256のビデオ・ソース、32のGFX NDI®ソース、5,120のオーディオ・ソースをサポート
メリット
- ビデオおよびオーディオ・ソースに関するマルチフォーマットの柔軟性
- 簡単な導入と実装
- 16チャンネルから256チャンネルまでのビデオ・ソースに対応する高い拡張性
- マルチレイアウト機能
- セキュアなアクセス