Press Release
WUPPERTAL 4月 8, 2021
西尾レントオール株式会社がMediorNet、Artist、Bolero搭載の最新鋭の4K中継車を導入
西尾レントオールの拡張型な中継車は、最大20名のエンジニアが作業できる国内最大級のロケ制作スペースであり、4K HDR制作を可能にする12G-SDIインフラを備えています。MediorNet、Artist、Boleroは、スポーツの試合や音楽コンサートなど、注目度の高いイベントの中継にシームレスな通信インフラを提供し、プロデューサー、エンジニア、FOH担当者の間でスムーズかつ信頼性の高い映像、音声、コミュニケーション信号のやり取りを可能にしています。
西尾レントオール株式会社、レントオール事業部ビジュアル営業所、第2グループ長の渥美淳氏は,「RIEDELのコミュニケーションとネットワークソリューションは、映像業界のグローバルスタンダードになりつつあり,中継車の設備にRIEDELを採用するのは簡単なことでした」と語る。「RIEDELのワイヤレス・インターカムBoleroは、これまで使ってきた他のインターカムシステムよりもはるかに優れた音質を持っているだけでなく、大規模なスポーツ取材では複雑なインターカムの使用パターンが求められることが多いため、それに適したシステムとなっています。RIEDELのシステムはお客様にとても好評で、何度も依頼されています。」
西尾レントオールの中継車には,Artist-64インターカム・メインフレーム,Boleroアンテナ2台とベルトパック5台,リアルタイム・ネットワーキング・ステージボックスMediorNet Compact Pro,高密度メディア・ディストリビューション・ネットワーク装置MediorNet MicroN 2台のRIEDELソリューションが組み込まれており、さらにRIEDELのインテリジェントなアプリ駆動型インターカム・コントロール・パネルSmartPanelも活用しています。
MediorNetのリアルタイム信号伝送・プロセッシング・ルーティング技術は、1つのユニットで音声・映像・データの全信号をやり取りする制作を可能にし、複数の光トランスミッターを必要としません。MediorNetはMUX、DMUX、FSの機能も充実しており、西尾レントオールのシステム・オペレーターは簡単なソフトウェアで接続状態を監視できます。また、RIEDELのインターカムシステムでは、オペレーターは中継車でシステムを起動することなくオフラインで設定ファイルを作成することができるため、生産性が向上しました。遠隔操作が可能なパネルは、使い慣れていないユーザーが出先で使用する際にも便利です。
また、Boleroでは、6つの独立したキーにカンファレンスやポートを割り当てることができるため、クレーンカメラオペレーターがローカルで簡単にコミュニケーションを取ることができ、音楽ライブパフォーマンスにおいては非常に重宝しています。最近ではカメラジンバルを使ってカメラマンがステージ上で撮影することが人気で、自由に動き回るカメラマンにワイヤレスインカムBOLEROは最適です。繊細なカメラワークが求められるカメラマンと中継車にいる撮影監督との良好なコニュニケーションを築くことを可能にするBoleroを機材指定されることも多くなりました。
西尾レントオール株式会社の石原啓太氏(ビジュアル営業所 第2グループ技術)は、「RIEDELの機材を導入したことで、スムーズなコミュニケーションが可能になり、制作を滞りなく進めることができました。ユーザーの個性的で緊急性の高い制作要求に対応できるようになった代表的な例だと思います。さらに、RIEDELチームの素晴らしいサポートのおかげで、私たちの技術スタッフはArtistやBoleroのトレーニングセッションを通じて製品知識を深めることができました。私たちは RIEDELをビジネスパートナーとして非常に信頼しており、特に、中継車のレンタル事業を拡大し、国内外のお客様の中で存在感を高めていきたいと考えています。」と語っています。
Riedel Communications Japanシニア・セールス・マネージャーの小西貴子は、以下のように述べています。「西尾レントオールは、日本の機材レンタル業界、特に最先端の映像制作機器や設備のパイオニアであり、業界のリーダーです。急成長する国内の4K中継車市場で、西尾レントオールはリーダーシップを発揮し続けており、当社のソリューションを継続的に活用することで、日本におけるRIEDEL製品への確かな信頼を築いてくれています。私たちにとって西尾レントオールは強力なリファレンスであり、今後も継続して大きな成功を収めるパートナーシップを期待しています」