Press Release
Wuppertal 1月 30, 2025
RIEDEL、MECSwareを傘下に収め5Gの専門知識を拡張、 プライベート5Gネットワーク向けのEasy5Gを発表
トーステン・ムジオル博士が2015年に設立したMECSwareはプライベート・ネットワーク向けの導入と運用が容易な4G/5Gシステム・ソリューションを開発・提供しています。買収の一環としてMECSwareはRIEDELグループに加わりますが、独立した会社のままを保ちます。
「プライベート5Gネットワークは複雑で柔軟性を欠くため、ライブ・イベントやリモート・プロダクションなどの動的または一時的な用途には向かないことがよくありました」とRIEDELグループ創設者兼CEOのトーマス・リーデルは言います。「私たちはMECSwareのなかに顧客のこういった障碍を克服できるよう支援する完璧なパートナーを見つけました。トーステンと彼のチームをRIEDELファミリーに迎えられることを大変嬉しく思います。『Easy5G』のデビューによって、信頼性の高い大容量のアップロード接続と、メディアやイベントの制作に必要な柔軟性の両方が提供されますので、私たちの共同作業の最初の成果はまさに画期的なものとなります」
『Easy5G』はWi-Fiのようなシンプルさとキャリア・グレード・システムの堅牢性を組み合わせることで、プライベート5G導入を再定義します。わずかなパラメーターを設定するだけで、システムは1時間も要せずに運用可能となり、従来のネットワークと比較して展開時間を数週間短縮できます。5Gの専門知識やダーク・ファイバーは不要です。『Easy5G』は標準的なスイッチ・インフラを用いて一般のIT担当者が管理できます。
ユーザー密度が高い制作やイベント中に問題が発生することが多いパブリック5Gサービスとは異なり、『Easy5G』は専用のネットワーク周波数で動作し、優れた信頼性とパフォーマンスを保証します。そのモジュラー設計はMECSwareの高度なモバ
イル・エッジ・クラウド・サーバー(MECS)とスモール・セル基地局を組み合わせ、ワイヤレス通信からライブ・ビデオ送信までの幅広い用途に対する柔軟性と拡張性を保証します。
「MECSwareとのパートナーシップは、私たちが最先端技術を活用してエコシステムを強化し、比類のない価値をお客様にお届けする方法を実証するものです」と、RIEDEL Communicationsの戦略/イノベーション担当エグゼクティブ・ディレクターのジャクリーン・フォスは語ります。「これは当社のマネージド・テクノロジー部門を強化するだけでなく、将来の製品革新への道を切り開くものでもあります。この技術の可能性は事実上無限です」
『Easy5G』の統合機能は、RIEDELの『MediorNet』および『Artist』エコシステムにシームレスにリンクし、音声、映像、データのワークフローに信頼性の高いワイヤレスIPレイヤーを追加することで、基本的な接続をはるかに超えてその可能性を高めます。
MECSwareのCEO、トーステン・ムジオル博士が次のように付け加えます。「RIEDELと提携することに私たちは胸を躍らせております。このことによって、世界中で当社の技術のわくわくするような新たな用途が開かれることになるでしょう」
RIEDELおよび同社製品に関するさらなる情報はwww.riedel.netをご覧ください。
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RIEDEL Communications について:
RIEDEL Communicationsは、放送、プロオーディオ、イベント、スポーツ、劇場、セキュリティ用途の先駆的なリアルタイムビデオ、オーディオ、データ、コミュニケーションネットワークの設計、製造、販売を行っています。同社はまた、無線やインカムシステム、イベントITソリューション、ファイバーバックボーン、無線信号伝送システムのレンタルサービスも提供しており、世界中のあらゆる規模のイベントに容易に対応できるよう拡張しています。RIEDELのグローバル本社はドイツのヴッパータールにあります。RIEDELはヨーロッパ、オーストラリア、アジア、アメリカ大陸の30の拠点で1000人以上の従業員を擁しています。
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