Press Release
Wuppertal 11月 15, 2022
『Global Citizen Festival』でRIEDELと FIREHOUSE PRODUCTIONSが タッグを組む
2022年はメタリカ、マライア・キャリー、ジョナス・ブラザーズらが出演した『Global Citizen Festival』はファンやアーティスト、活動家、ワールドリーダー、慈善家、企業のリーダーが集まり、貧困撲滅のために行動を起こす、毎年恒例の音楽フェスティバルです。10回目を迎える今年は、国連総会に合わせて9月24日に開催されました。
Firehouse ProductionsのアカウントマネージャーであるVinny Siniscal氏は、次のように述べています。 「『Global Citizen Festival』は、グレイトローンのほとんどのエリアをカバーし、約400メートル離れた中継車に接続するために、クリアで信頼性の高い通話品質で大規模なシステム拡張にも対応可能なソリューションが必要でした。これを迅速かつ容易に行うために、ヘリコプターやドローンとのコミュニケーションを可能にしながら、中継車内にある従来のRTSシステムとシームレスに統合できるソリューションが必要でした。 Artist-1024とBoleroの組み合わせはセットアップが簡単で、とてもクリアな音質、さらに必要に応じて無制限に通信の規模を拡大できるので理想的でした」
Firehouse ProductionsにおいてRIEDELシステムのコアとなるのはArtist-1024 x1台、Artist-128 x1台、Artist-64 x2台、これら計4台のArtistインカムノードです。Artistプラットフォームは、40台のC3有線デジタルベルトパックに加えて、54台のBoleroワイヤレスインカムとシームレスに統合されています。 ヘリコプターとドローンとの通信をシステムに組み込むため、2台のRIEDEL RiFaceユニバーサル・ラジオ・インターフェイスが使用されました。 クルーは、使いやすさを重視して34台のRIEDELインカムパネルを選定し、その半分は最新のSmarPanel RSP-1200シリーズでした。
「このフェスティバルではコミュニケーションネットワークの構築にかなりの課題がありましたが、RIEDELのArtistとBoleroシステムは優れたソリューションを提供するだけでなく、セットアップと待機時間を短縮してくれました」 と、Firehouse Productions のリードプログラマー兼システムインテグレーターBrian Hurst氏。
「このシステムは基本的にプラグアンドプレイでした。 制作トラックにあるArtistノードにファイバーとスイッチを繋ぐだけで、以前からの通信システムとシームレスに連動し、2つの64チャンネルMADIストリームを接続することができました。さらに、Artist-1024は1枚のユニバーサルインターフェースカードで最大128台のBoleroベルトパックを扱うことができるため、システムのセットアップや配線の手間を大幅に削減することができました。その結果、確実な通信システムが完成し、セットアップにかかる時間は約半日で済んだのです」
「2022年のGlobal Citizen Festivalは大成功で、私たちのソリューションがその制作で中心的な役割を果たしたことにとても興奮しています」
RIEDEL Communications, the Americasの社長兼CEOであるJoyce Bente氏は述べています。
「さまざまなコミュニケーションシステムとのシームレスな統合、プラグアンドプレイのセットアップ、ノイズの多い大規模イベントにも対応するなど、これはArtistとBoleroインターカムシステムの重要な利点を強調する大規模な展開でした。 Firehouse Productionsが次のイベントでArtistとBoleroをどのように使用するのか、とても楽しみです」