Press Release
Wuppertal 8月 17, 2023
RIEDEL Communicationsのワイヤレス・インターカム「Bolero」が Television Academy Engineering, Science, and Technology Emmy Awardを受賞
RIEDELの創業者でありオーナー兼グループCEOであるトーマス・リーデル、製品開発担当副社長のジェイク・ドッドソン、プロダクトマネージャーのヴォルフガング・フリッツ
および ジウ・ファン (J.P.)・リーは、今年度 Television Academyが表彰を決めた10部門25名の受賞者の一人です。
「私たちはスポーツ、放送、エンターテインメントのビジネスに長く携わっており、より優れたワイヤレス・インターカムを作る必要性を感じていました。Boleroは、私たちの期待さえも上回り、驚くほど短期間でこの分野の世界標準となりました。この快挙は、ビジネスとテクノロジーの専門知識をシームレスに融合させたチームの有能なエキスパートのおかげです。今回の受賞は、研究、設計、イノベーションにわたる彼らの努力の賜物であり、この画期的な技術の開発につながったことを大変喜ばしく思っています。今回のエミー賞受賞は、プロフェッショナルなオーディオ・ビデオ・データ・インターカム技術における先進的なリーダーとしてのRIEDELの地位を確固たるものとし、顧客がより良いイベント制作を、より良いストーリーを伝えることを可能にする革新的なソリューションを提供するという我々のコミットメントを強調するものです。」と、トーマス・リーデルは話します。
RIEDELのBoleroシステムは、1つのシステムで最大250台のベルトパックと100台のアンテナをサポートします。ベルトパックは17時間以上継続運用ができ、ベースステーションを必要としないスタンドアローン運用をオプションで選択できるようになったことにより、Boleroの利便性は向上しました。また、マルチダイバーシティと反射防止技術を備えたADRにより電波の堅牢性を備え、「Touch&Go」でのベルトパックを登録やBluetoothへの対応、さらにワイヤレス・ベルトパックとしてだけでなく置き型のキーパネルのように使用したり、内蔵スピーカーとマイクでトランシーバーライクに運用したり、ボトルオープナーとして使用するなど、多彩な機能によりBoleroはワイヤレス・インターカムのカテゴリーを再定義しました。
Engineering、Science&Technologyエミー賞は、既存の方法を大幅に改善した、あるいは本質的に革新的で、放送業界に多大なる影響を与えたエンジニアリング技術の開発および/または標準化に対して、存命の個人、企業、科学技術団体に授与される賞です。放送業界で活躍する優秀なエンジニアで構成される委員会が、業界における技術開発を検討し、受賞に値するものがあればそれを決定します。
RIEDELは、今年10月18日にロサンゼルスで開催される授賞式で『2023年 Engineering, Science & Technology Emmy Award 』を受賞します。今回の受賞は,RIEDELが30年以上の歴史の中で受賞した4度目のエミー賞となります。それ以前にも、RIEDELはレッドブル・ストラトスとレッドブル・エアレースの仕事において、全米テレビ芸術科学アカデミー(NATAS)から『 Technology and Engineering Emmy Award 』を受賞しています。また、Boleroシステム自体は、2019年に名誉ある 『Red Dot Design Award (レッドドット・デザイン賞)』を受賞しています。