Press Release
Wuppertal 4月 16, 2023
ノースポイントコミュニティ教会がRiedel社のインカムを導入し、マルチサイト・シグナルディストリビューションを統合
「RIEDELシステムへのインターカムのアップグレードは、サービスやイベントに関わる多くの人々に大きなプラスの影響を与えましたが、MediorNetのおかげで、教会を1つの接続されたシステムに統合することができました」
ノースポイントコミュニティ教会のプロダクション・システム・エンジニアである、マシュー・ドーリー氏は述べています。
「ルーティング・ソリューションとして、MediorNet TDMは、1つのキャンパス内にある複数の会場を接続しながら、1つの会場でビデオ信号と多数のオーディオ・ソースを接続するための、最も柔軟で費用対効果の高いチャンネルごとのソリューションであることが証明されました。さらに、各サイトの複数の信号を同じメッセージに合わせるために必要な処理能力も提供してくれました」
1995年の創立以来、NMPは20~40マイル離れた8つの拠点を持つマルチサイト礼拝堂に成長しました。毎週日曜日には、8つの拠点で2つの主要な礼拝が行われます。また、幼稚園、小学生、中学生、高校生が同時に集うユニークなイベントや、その他の特別なイベントも開催されています。NPMの制作スタッフは約30名ですが、日曜の礼拝には数百名(ほとんどがボランティア)のスタッフがすべての拠点で活動する必要があります。柔軟なソリューションによる明確なコミュニケーションは必須です。
3つのキャンパスに広がる4つのArtistフレーム、26台の2300シリーズSmartPanelに6台の1200シリーズSmartPanel、Boleroワイヤレスベルトパック56台とアンテナ11台、Performerデジタルパーティーラインを含むRiedelインターカムシステムは、古いアナログシステムを置き換えて音質の向上を実現しました。RIEDELの ConnectIP VoIPインターフェースを使って、残りの拠点を中心となるArtistフレームに接続します。このソリューションにより、ユーザーは通話相手を正確にコントロールでき、どこにいても制作チームの誰とでも連絡を取ることができるようになりました。コロナ禍には、これらのシステムを使用して、NPMは屋外でのサービスやイベントを開催し、信徒につながりとコミュニティを提供し続けることができました。エンジニアは、ネットワークスイッチを屋外に持ち出すだけで、設置したインカムシステムを臨時の屋外会場に拡張することができました。
オーディオのエンベッド/ディエンベッド、フレームシンク、フレームディレイ、マルチビューイングなどの機能を組み込んだRIEDEL MediorNetシステムは、各キャンパスのオーディオとビデオシステム間のメインブリッジとして機能しています。 音声と映像は、ダークファイバーを使ったSMPTE ST 2110ルーティングネットワークで各拠点間を配信しています。 このネットワークを管理するため、NPMのエンジニアリングチームは、3つのコントロールルームをSMPTE ST 2110環境にネイティブに対応させるよう改造しました。
末端にある8台のFusioN IPコンバーターは、IP信号をSDIとHDMIに変換し、ソースとディスプレイに簡単にアクセスできるようにします。VirtU 32フレーム内の21個のMuoNとその他のCOTSスイッチが、HDとUHDのアップ/ダウン/クロスコンバートを行い、またその他の信号の変換とプロセスを行います。MicroNインテリジェント・シグナル・インターフェースはMADIに対応しており、オーディオチャンネルの管理が簡単に行えます。 またNMPにとって重要なのは、サービスやイベントの同時進行中に、すべての拠点で信号を統一するために必要な遅延とフレーム同期を容易にすることです。このソリューションにより、NPMは複数の拠点にまたがるサービスの接続、処理、同期を効率的に行うことができます。
RIEDEL Communicationsのセールス・ディレクターでDave Caulwell氏は次のように述べています。「ノースポイントコミュニティ教会は新しい技術の導入を積極的に採用しており、当社の製品とソリューションがどのように顧客に適切な機能を提供できるかを理解しています。このようなパートナーと仕事ができることは本当に素晴らしいことです。NPMが製品の品質を信頼していることは明らかで、信頼性が高く、拡張性のあるインカムと信号分配を実際に手にすることができ、彼らの成長が楽しみです