Press Release
Wuppertal 9月 9, 2022
RIEDEL、IBC2022で1200シリーズSmartPanel用 Audio Monitoring Appを初公開
RIEDEL Communicationsは本日、アムステルダムで9月9日から12日まで開催されたIBC2022で1200シリーズSmartPanel用の新しいAudio Monitoring App(AMA)を発表しました。RSP-1216HL と RSP-1232HL SmartPanel は、AMA を RIEDEL の Intercom App と Control Panel App と組み合わせることにより、オーディオストリーミング・モニタリング、インターカム、コントロール機能を一台のキーパネルで提供し、貴重なラックスペースを節約することができます。
RIEDELのAMAにより、ネットワーク上で利用可能なあらゆるSMPTE ST2110-30 (AES67) のオーディオ・ストリームに直接接続してモニタリングができます。NMOSを介して動的に管理、もしくは静的なIP/SDPベースの構成で、SmartPanel内で直接オーディオをミキシングすることも可能です。また、このアプリは、専用の設定ツールまたは内蔵APIを使用したブロードキャストコントローラーで設定することができます。
モニターするオーディオソースの選択と管理は、シンプルかつ柔軟に行うことができ、SMPTE ST2110-30(AES67)ストリームを最大16系統(ステレオ/モノラル)を並列にモニターすることが可能です。高解像度のタッチディスプレイと直感的なインターフェースをもつ RSP-1216HLとRSP-1232HLのSmartPanelで、合計256chのオーディオソースを事前に設定して直接管理することが可能です。
RIEDEL Communications のプロダクト・マネージャーである Kristina Uhlitz 氏は「1200 Series SmartPanel のもつハイファイ・スピーカーと直感的な UI,そしてアプリケーション間の動作を管理する機能を活用することで,AMA はオーディオ・モニター機器としてコストを削減してラックスペースを節約しながら、ワークフローの改善を実現します」と述べています。
AMAは、オペレーターがオーディオストリームをモニターしながら、同時にインターカム機能でプロダクションを管理することができます。両方のアプリケーションをそれぞれのエンドポイントで実行し、アプリ間の動作を設定することで、インカム呼び出し時にモニタリングの音量を自動的に下げたり、またオーディオソースをソロにするときにインカムの音量を下げたりすることが可能です。さらに、1200シリーズSmartPanelのユーザーは、コントロールパネルアプリを使用することで、サードパーティのコントロールやモニタリング、オートメーションシステムのアクションを制御することができ、キーパネルのタッチスクリーン上の色やラベル、字幕、アイコンを使って構成ステータスや変更に関する視覚的なフィードバックを受けることもできます。
「狭くてスペースに制限のある環境では、インターカム、制御、音声モニタリングを同じエンドポイントで統合することは非常に困難です」とUhlitz氏は付け加えています。「AMAを追加することで、1つのハードウェアでこれらすべての機能を提供する1200シリーズ・スマートパネルは、インカム機能と音声モニタリング機能を同時に提供できる唯一のキーパネルです。