Press Release
Wuppertal 2月 4, 2025
RIEDEL、次世代のStageLinkエッジ・デバイスを発表
『StageLink』シリーズを用いると、メディアのプロの方々は信号をシームレスに取り込んでネットワーク全体に配信できるようになり、IPベースのワークフローへの円滑で信頼性の高い、コスト効率の高い移行が保証されます。『StageLink』デバイスは特殊なインフラではなく、標準的なネットワーク・ケーブルを活用することで、マイクロフォンやインターカム、GPIOデバイス、その他の音声対応機器を前例のない容易さで統合する拡張可能な分散型システムを作成します。
「『StageLink』は完全なリモート管理機能を提供しながら、多くの手動調整や手間の掛かるセットアップ過程を削減することで、プロフェッショナルな音声とインターカムのワークフローを新たな水準に引き上げます」とRiedel Communicationsのシニア・プロダクト・マネージャー、ロジャー・ハイニガーは言います。「驚異的な151.7 dB(A)というダイナミック・レンジと、フォーマットに依存しない入出力、自動ファンタム電源検出、ユニバーサル入力ポート毎に3つのDSPチャンネルなどの高度な機能を備えていますから、『StageLink』はあらゆるプロフェッショナルなワークフローに簡単に適応し、時間とコストを、そしてエンジニアの神経も節約します」
新しい『StageLink』のラインナップは6つの専用デバイスで構成されており、それぞれが特定のワークフローのニーズに合わせて調整されています。『NSA-003A』(デュアル・パーティーライン)は、サードパーティのレガシー2ワイヤー・インターカム・システムをRIEDELの『Artist』および『Bolero』エコシステムにシームレスに統合できるようにします。『NSA-004A』(クワッド入力)と『NSA-005A』(クワッド出力)はそれぞれ4系統のユニバーサル入力ポートと出力ポートを提供し、アナログとデジタルの両方の音声接続をサポートします。『NSA-006A』(ワークプレイス)はメディア・プロダクション向けのオールインワン・インターフェイスとして設計されており、マイクプリ、ヘッドフォン出力、ステレオ・スピーカー接続を備えています。『NSA-007A』(デュアル入出力)は放送品質の2入力/2出力のI/Oボックスとして、また『Artist』および『Bolero』インターカム・システム用のクラシックなアナログ/デジタル4ワイヤー・デバイスとしても機能します。この製品群を完成させる『NSA-010C』(GPIO)は統合されたArtist/Boleroモードまたはスタンドアロン・モードで動作するネットワーク・ベースのGPIOインターフェイスで、NMOS IS-07を介したシームレスなサードパーティ接続を可能にします。
「『StageLink』ファミリーは音声やインターカムのインターフェイスをはるかに超えるものです。完全にネットワーク化された制作環境に向けた重要な一歩なのです」とRiedel Communicationsのグローバル・ビジネス開発ディレクター、フィル・ヘイは語ります。「オープンIPスタンダードと真にユニークな機能セットを活用することによって、『StageLink』は放送やライブ・イベントから企業AVに至るまで、複数の業界にわたるワークフローに革命を起こすことになるでしょう。そして、これは単なる始まりにすぎません──今後の『StageLink』デバイスは音声やインターカム以外のものへと、もっと広範囲の信号のIP伝送へと柔軟に拡張されるでしょう」
RIEDELおよび同社製品に関するさらなる情報はwww.riedel.netをご覧ください。
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RIEDEL Communications について:
RIEDEL Communicationsは、放送、プロオーディオ、イベント、スポーツ、劇場、セキュリティ用途の先駆的なリアルタイムビデオ、オーディオ、データ、コミュニケーションネットワークの設計、製造、販売を行っています。同社はまた、無線やインカムシステム、イベントITソリューション、ファイバーバックボーン、無線信号伝送システムのレンタルサービスも提供しており、世界中のあらゆる規模のイベントに容易に対応できるよう拡張しています。RIEDELのグローバル本社はドイツのヴッパータールにあります。RIEDELはヨーロッパ、オーストラリア、アジア、アメリカ大陸の30の拠点で1000人以上の従業員を擁しています。
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