Commentary
COMMENTARY
RIEDELのCCP-1116は2人のコメンテーター向けのインターカム機能を組み込んだコメンタリー・ユニットです。
このデバイスは高品質マイク・プリアンプとRIEDELデジタル・マトリクス・インターカム・システムで知られているあらゆるインターカム機能を備えたコメンタリー席を最大2つ提供します。
CCP-1116はコンパクトなデバイス1つに統合されていてCAT5またはCOAXケーブル1本で接続されるため、ケーブル接続の労力や設置時間と障害点が削減されます。さらにCCP-1116は通信とGPIO用のプログラム可能なボタンや、コメンタリー・パネルのリモート・コントロールなど、コメンタリー席での機能が改善された、明確に配置されたユーザー・インターフェイスを提供します。
システム内で障害が生じた──例えばCCP-1116とマトリクス間のケーブル接続が切れた──場合、信号を途絶させることなくスタンドアローン/緊急モードが確立されます。ON AIRとMIC DIRECT OUTの各音声信号は別々に利用でき、A/BはCCP-1116のXLR出力で組み合わされます。AUX IN XLR入力はPhones Monitor Mixに供給され、モニター信号に置き換わります。
Intercom Controls:
個別の受話音量コントロールを備えた16個の自由にプログラム可能なインターカム・コントロール・キー。2ユーザー操作の場合、キー・セットを分割してコメンテーター毎に8つのインターカム・キーを作成できます。パネル・キーと一体化されたディスプレイというRIEDELの直感的なコンセプトに従って、1100シリーズは次世代高解像度カラーOLEDを採用しています。65,000色と140 dpiの解像度を備えたこの新ディスプレイは読み易さく、アイコンやアジアの文字に適したな最大24×24ピクセルの非常に詳細な文字を最大8個表示できます。ラベル付けの選択肢としては定義可能なキー・マーカー色もあり、機能の識別と例えば着信の合図を即座に提供できます。素早い操作が行えるようにファンクション・キーも用意されています:ヘッドセット/パネル・マイク、シフト・ページ、F1、F2、オプション。